地域

オーストラリアワインの中心地

私たちのブドウ畑は、南オーストラリア州のバロッサ、クナワラ、アデレード・ヒルズに広がっています。ヨハン・グランプが1847年にジェイコブス・クリークの川岸に最初の商業用ブドウ畑を開墾して以来、私たちのワインはブドウ品種とその土地の特色を生かして造られています。それぞれの地域が私たちの造るワインにどのような影響を与えているかについてご紹介します。

Barossa Valley

バロッサ

アデレードから70キロ北東に位置するバロッサは、オーストラリアの数々のアイコンワイン、特にワールドクラスのシラーズやリースリングの産地として有名で、土壌もシラーズのブドウの木も世界最古のものを誇リます。 バロッサは、「バロッサ・バレー」と「イーデン・バレー」の2つの地区から構成されています。 低地のバロッサ・バレー(「バロッサ・フロア」とも呼ばれる)は温暖で乾燥しており、深い土壌は濃厚なフルボディのシラーズを育むのに理想的です。 高地のイーデン・バレー(「バロッサ・レンジ」とも呼ばれる)は冷涼な気候と浅い風化土が卓越したリースリングを生みだします。バロッサは穏やかな丘陵地や谷が多く、暖かい気候がブドウの栽培に適しているとされています。

この気候は、夏を通して日中の日差しが強く、乾燥した夜は比較的涼しい状態を保ちます。 ブドウの生育期にたっぷりの太陽を浴びることにより、健全な状態で多くのタンニンと熟したフレーバー、力強いブドウの味わいを生み出します。一方、夜の涼しい温度は活き活きとした色合いやフレーバーを保ち、自然な酸味を促すことで、長期熟成向けの高品質ワインとして、バロッサ産ワインの優れた評価を得ています。

Truck carrying wine barrels Winemaker carrying barrel Barossa
Adelaide Hills

アデレード・ヒルズ

アデレード・ヒルズはアデレードから東に車で20分のところにあります。 この約70キロにわたる細長い一帯は、マウント・ロフティー山脈に位置し、その土壌のタイプは多彩です。 曲がりくねった丘や谷により、個々のブドウ畑の傾斜、標高、土壌、貯水、微気候はそれぞれ異なり、そのため多彩な栽培環境に恵まれています。

海抜400700mという標高の高さゆえ、アデレード・ヒルズは他の南オーストラリア州の地域と比較すると降雨量は多く、ブドウの成熟期の気候は冷涼です。 そのため、オーストラリアで最高級の冷涼産地の一つとして広く知られています。

Adelaide Hills Vineyard Grapes being picked Vineyard rows
Coonawarra grapes

クナワラ

クナワラは、プレミアムなカベルネ・ソーヴィニヨンの産地としてオーストラリアで最高かつ最も有名な地域として広く知られています。 南オーストラリア州のはるか南東部に位置し、アデレードとメルボルンのほぼ中間にあります。そして「ライムストーン・コースト」の一部でもあります。 気候は温暖で、南極海からの涼しい風に影響を受け、曇りの天気が多く、風景は平坦です。 ブドウ畑は、まるで銃身のようにまっすぐ、主要道路に沿って栽培されています。

最良のブドウ畑は、地域全土で見つけられる古代からの石灰石のベッドで覆われた水はけが良い土壌の上に位置しています。 乾燥した夏の間にブドウの木から水が渇き、その結果ブドウの小さな粒を生み出し、とても濃縮感のあるフレーバーが産出されます。 ブドウは穏やかな気候の中でゆっくりと熟成されると、良質なストラクチャとこの地区特有のきめ細かいタンニンが醸成されます。

Spiderweb in the vineyard Coonawarra station Red soil